にいがた文化の記憶

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2020/01/21~2020/03/15

2019年度 吉沢久子・古谷綱武展(企画ミニ展示)

 新潟日報で『家事レポート』を50年以上連載してきた家事評論家の吉沢久子さん(1918-2019年)。2019年3月に101歳の長寿を全うされました。
 高度成長期の1967(昭和42)年に女性の暮らしと家事をテーマに書き始めた『家事レポート』は、吉沢さんにとって「日記のような存在」でした。66歳で夫の古谷さんを亡くしたあとは、ひとり暮らしをしながらシニアの生き方についてのエッセイなども執筆。多くのシニア世代にとってのロールモデルとなりました。
 吉沢さんが新潟日報誌面で連載をすることとなったきっかけは夫・古谷綱武さんの新潟日報連載『新潟遠望』でした。本展では古谷さんの『新潟遠望』や吉沢さんの『家事レポート』のパネルを関連資料とともに展示します。

主  催:にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共  催:新潟日報美術振興財団、NST、BSN新潟放送
協力企業:田村紙商事株式会社
協  力:故吉沢久子氏
展示協力:福井県坂井市春江図書館、「月刊キャレル」編集部

チラシ「吉沢久子・古谷綱武展」

2020/01/21~2020/03/15

2019年度 新潟の米と酒

 新潟は「日本一の米どころ」といわれています。しかし、1930年ころまで北陸以北の米は味が悪く「トリまたぎ米」と呼ばれていました。
 明治に入ると、農業にも科学的な思考と方法が導入され、疫病や冷害に負けないイネづくりが始まりました。北海道大学教授の伊藤誠哉(新潟市出身、のちの北大総長)は当時多くの農家が苦しんだいもち病の伝染経路を研究して防除法を開発しました。全国的に品種改良が進められるなか、県農事試験場(長岡市)の主任技師 並河成資らが「農林1号」の育種に成功。寒さに強くて早く育ち、しかもおいしい「農林1号」は太平洋戦争直後の食糧危機を救い、のちには「コシヒカリ」誕生に貢献します。
 米と水を発酵させてできるのが日本酒です。醸造方法は江戸時代にほぼ確立しましたが、製造中に酛や醪が腐敗するなど品質は不安定でした。1904(明治37)年の大蔵省醸造試験所設立後は品質の安定や向上のため科学的な酒造りが勧められました。現在も普及している速醸酛(そくじょうもと)を体系立て全国の蔵元に普及したのが醸造試験所の技師・江田鎌治郎(糸魚川市出身)でした。応用微生物学者で「酒博士」の坂口謹一郎(上越市出身)は江田を「酒造界の神様」と評していました。
 明治以降に飲まれるようになった酒にワインやビールがあります。川上善兵衛(上越市)は日本に合うワインぶどうを育て、中川清兵衛(長岡市出身)と生田秀(佐渡市出身)は日本製ビール醸造技術を開拓しました。
 本展では、新潟の米と酒の発展に貢献した新潟県人らを関連資料とともに紹介します。あわせて、かつて『月刊キャレル』に連載された「歴史上のごはん」から、当館で紹介している文化人が好んだごはんもパネル展示します。

主催:にいがた文化の記憶館、新潟日報社 共催:新潟日報美術振興財団、NST、BSN新潟放送 協力企業:田村紙商事株式会社 展示協力:新潟県農業総合研究所、同研究所作物研究センター、新潟県醸造試験場、新潟県立図書館、      新潟市歴史博物館、糸魚川市教育委員会、柏崎市立博物館、      サッポロビール株式会社、hickory03travelers、「月刊キャレル」編集部

チラシ「新潟の米と酒」

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