にいがた文化の記憶

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2017/04/07~2017/06/25

平成29年度 出版文化と越後人―博文館、実業之日本社、ダイヤモンド社、第一書房―

 明治中期以降、近代的な印刷技術の発展とともに、政治的な主張などを広く伝えるための新聞、雑誌の発行が盛んになりました。こうした時代の中で、出版業界および書籍流通業界でめざましい活躍をした複数の越後人を紹介します。
主催/ 公益財団法人 にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共催/ 新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
協力企業/ 田村紙商事株式会社

◆本展のみどころ◆
4人の新潟県出身者が戦前に創業した出版社について、当時の雑誌や書籍、写真パネルで紹介します。

1、出版王国「博文館」
 博文館…1887(明治20)年創業、創業者=大橋 佐平(長岡市出身)
  出版だけでなく印刷、流通、販売なども手掛け「出版王国」として近代
  出版文化の基礎を築きました。

2、「実業之日本社」と委託販売制度
 実業之日本社…1897(明治30)年創業、創業者=増田 義一(上越市出身)
  現在も出版流通の主流である「委託販売制度」を初めて本格的に採用し、
  業績を飛躍的に伸ばしました。

3、創刊105年目の経済誌「ダイヤモンド」
 ダイヤモンド社…1913(大正2)年創業、創業者=石山 賢吉(新潟市出身)
  今年で創刊105年目を迎え、日本を代表する経済誌「ダイヤモンド」を
  発行しています。

4、「第一書房」と豪華本の世界
 第一書房…1923(大正12)年創業、創業者=長谷川 巳之吉(出雲崎町出身)
  詩や文学、美術の愛好家のために装幀などにこだわりぬいた少部数の豪華本
  を作り、独自の世界を展開しました。

チラシ「出版文化と越後人」

2017/07/07~2017/09/24

平成29年度 漂泊の俳人―井上井月

 小林一茶とともに信州を代表とする俳人・井上井月(いのうえ・せいげつ、1822~1887年)は、長岡藩の武家か刀研ぎ師の家に生まれたといわれます。1839(天保10)年ころ、18歳で長岡を出て江戸へ向かいます。芭蕉に憧れて「奥の細道」をなぞるように全国を放浪しました。1848(嘉永1)年、27歳で信州を訪れて以来、信州、特に伊那の家々を中心に漂泊し、句会を開き俳句を詠み続けました。
 井月は幕末から明治にかけて歴史が大きく動いた時代に、家も家族も待たず旅に生きた俳人でした。この生き方や書・俳句に共鳴したのが小説家芥川龍之介や室生犀星、俳人種田山頭火でした。また、良寛研究で有名な相馬御風(糸魚川市出身)や俳諧研究家の木村秋雨(上越市出身)など新潟の文人たちも井月に興味を抱いていました。
 本展では、句や書を中心に、俳人・井上井月を紹介します。

主催/ 公益財団法人 にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共催/ 新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
協力企業/ 田村紙商事株式会社
協力/伊那市創造館、一般社団法人井上井月顕彰会、糸魚川歴史民俗資料館《相馬御風記念館》

チラシ「井上井月」

2016/04/29~2016/07/03

平成28年度 越後人のねばり ~鈴木牧之・諸橋轍次・吉田東伍・原久一郎~

 新潟人の県民性ともいわれる「勤勉さ」や「ねばり強さ」をキーワードに、先人が長い時間をかけて成し遂げ、今なお各分野で評価される偉業を一堂に紹介します。


主催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共催/新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
協力/鈴木牧之記念館、阿賀野市立吉田東伍記念博物館、諸橋轍次記念館、阿賀野市立水原中学校市民図書室

■ 本展のみどころ
 ・ 鈴木牧之 『北越雪譜』 = 雪国の暮らしを紹介した江戸時代のベストセラー =
 ・ 吉田東伍 『大日本地名辞書』 = 現代でも参照される日本歴史地理学の先駆 =
 ・ 諸橋轍次 『大漢和辞典』 = 中国の『康煕字典』を超える前人未到の収録文字数 =
 ・ 原久一郎 『大トルストイ全集』翻訳 = 21年かけて独力でトルストイ全集を完訳 =

【展示コーナー】 『北越雪譜』、『大日本地名辞書』、『大漢和辞典』、『大トルストイ全集』(初版等の希少本)や、先人ゆかりの品を展示します。
【体験コーナー】 来館者が自由に普及版の書籍を手に取って調べたり、クイズ式ワークシートなどを使って、先人の業績に触れるコーナーです。

チラシ「越後人のねばり」_web

2016/10/07~2016/11/27

平成28年度 無頼派と焼け跡闇市派 ―坂口安吾と野坂昭如―

 無頼派の作家 坂口安吾と焼け跡闇市派の作家 野坂昭如。安吾は新潟市出身。野坂は旧制新潟高校在学と、ともに多感な時代を新潟で過ごしています。
 破天荒な二人の作家の創作源泉となったのは、戦争および戦後体験でした。安吾は戦争直後の1946(昭和21)年に『堕落論』を発表。当時、自分の歩む道を迷っていた人々に衝撃を与えました。野坂は幼少時の空襲体験や戦災後に焼け跡をさまよった体験から、自ら「焼け跡闇市派」と称して、『火垂るの墓』など多くの作品を生み出しました。文学に留まらず、多様な活動をとおして、戦後の体制に異議を申し立てました。
 この度、安吾の生誕110年を記念して、安吾と野坂昭如、二人の小説家を紹介し、敗戦直後の日本を振り返ります。

主  催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共  催/新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
協力企業/田村紙商事株式会社
協  力/安吾 風の館、坂口安吾生誕祭実行委員会


◆本展のみどころ◆
・野坂昭如の直筆書簡などがご覧いただけます。
・本展の関連事業として、坂口安吾原作、手塚眞監督の映画「白痴」と野坂昭如原作、今村昌平監督の映画「『エロ事師たち』より 人類学入門」の特別上映をします。(開催日:2016年10月22日~10月28日、会場:新潟・市民映画館 シネ・ウインド)

チラシ「無頼派と焼け跡闇市派」

2016/12/09~2017/01/29

平成28年度 ~絵と写真でつづる~ 新潟ノスタルジア

 現在の3代目萬代橋が開通した1929(昭和4)年ごろから、戦後の新潟大火が起こった1955(昭和30)年あたりまでの新潟市の街並みを写真や絵でふりかえります。
 大正末から昭和初期に流行した、和洋折衷の近代市民文化のことを昭和モダンといいます。この文化は新潟でも花開き、街中では洋風の建築や、洋装が多く見られました。当時を知る人にとっては懐かしく、若い人たちにとっては新鮮に映るかもしれない、ノスタルジックな新潟市の風景をお楽しみください。


主  催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共  催/新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
協力企業/田村紙商事株式会社
協  力/新潟今昔写真プロジェクト

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2017/02/10~2017/03/26

平成28年度 青山杉作と俳優座

 新発田市出身の青山杉作(1889~1956年)は千田是也らとともに劇団俳優座を設立した演出家です。
 新発田市の紫雲寺の長男として生まれ、旧制新発田中学から早稲田大学に進学。坪内逍遙のシェークスピア講義に感銘を受けて、寺を継がずに演劇の道へ進みました。
 当時の演劇界では、伝統的な歌舞伎に対抗して、西洋戯曲の翻訳劇を上演する新劇が誕生。劇作家小山内薫が主宰する築地小劇場を中心にブームが起こりました。青山は築地小劇場の同人となり、俳優だけでなく演出も手掛けるようになります。
 映画俳優として活躍したり、演出家として松竹少女歌劇団やNHK放送劇団で教えたりしながら、1944(昭和19)年に千田是也や東野英治郎、東山千栄子らとともに劇団俳優座を創設。揺籃期の劇団で俳優、演出家、演劇研究所の所長を務めて後進を育成し、演劇界の発展に貢献しました。55年に紫綬褒章を授与された青山が歩んだ道は日本の新劇の歴史と重なります。
 本展では、県内でもあまり知られていない演劇人青山杉作を紹介します。


主  催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共  催/新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
協力企業/田村紙商事株式会社
協  力/劇団俳優座

◆本展のみどころ◆
創設に参画した俳優座の舞台写真やパンフレット、ポスターの展示を中心に演劇人・青山杉作を紹介します。青山の足跡をたどりながら、俳優座を中心とした近代日本の演劇の流れを年表などで紹介します。

チラシ「青山杉作と俳優座」

2016/02/27~2016/04/17

平成27年度 Ⅵ 佐渡の兄弟 ―土田麦僊・杏村、北一輝・昤吉、山本悌二郎・有田八郎―

~会期が変更となりました~

 佐渡は豊かな歴史と文化の島です。鎌倉時代から室町時代にかけて、時の権力者による政治的、文化的弾圧を受け、承久の変に敗れた順徳上皇、既成宗教を論難した日蓮上人、革新的な歌人だった京極為兼、北条氏打倒をはかった日野資朝、能楽の大成者とされる世阿弥元清らが相次いで罪せられ、北辺の佐渡島に配流されました。島民はかれらがもたらした都の文化を尊び、その伝統を大切に育ててきました。
 その後、江戸時代の金銀山の開発により、労役に服する犯罪人が島送りにされてきましたが、島民はかれらとの混住を拒否し、刑期を終えた者はすべて本土に送り返すことを幕府に約束させ、島の文化の伝統を守り続けてきました。
 文化や教育を大切にする風土は、近代に入ってからも受け継がれ、幕末から明治にかけて学問を修めて帰島した人たちによって私塾が開かれ、新しい西洋の学問や思想が島に普及しました。その感化を受けた優れた人材が、日本の政治、学問、美術などの分野で大いに力を発揮しました。なかでも山本悌二郎・有田八郎、北一輝・北昤吉、土田麦僊・土田杏村の三兄弟は、近代日本の歴史に大きな足跡を残しました。
 今回の展示企画は、あらためて山本・北・土田の三兄弟の偉大な業績を見つめ直す良い機会となろうかと思います。真の「地方創生」には、まずわが郷土の歴史と文化を知り、その伝統を誇りをもって自覚することから始めなければならないと思います。

主催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共催/新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T

「佐渡の兄弟」チラシ_web

2015/12/05~2016/02/14

平成27年度 Ⅴ パリの蕗谷虹児

~好評につき、2月14日(日)まで会期延長します。~
 新発田市出身の抒情画家 蕗谷虹児(1898~1979年)は、童謡「花嫁人形」の詩人としても知られています。
 少年時代の虹児は働きながら尾竹竹坡に日本画を習っていましたが、1920(大正9)年に竹久夢二の知遇を得て、『少女画報』の挿絵を担当したことで一躍人気作家となり、後発の雑誌『令女界』などの表紙を飾りました。24年に「花嫁人形」の詩と絵を発表すると、翌年秋、本格的に絵画を学ぶため、妻を伴い渡仏しました。
 パリで東郷青児らに出迎えられた虹児はサロン入選を目指し、春の公募展サロン・ナショナルや秋の公募展サロン・ドートンヌ、在パリ日本人美術家展などに出品し、「画家」として活躍しました。
 29年に帰国した後も、虹児は花形作家として活躍し、少女雑誌の表紙絵や童話や絵本の挿絵、アニメーション制作などを手掛けました。
 本展は、今年5月にパリにて開催された回顧展「Rétrospective de Kôji Foukiya à Paris」、9月から新発田市の蕗谷虹児記念館で開催された凱旋展で展示した作品や資料などを中心に、虹児の業績を紹介します。


主催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共催/新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
後援/新発田市、蕗谷虹児記念館

◆ お得な情報 ◆
・チラシ裏面左下の割引券をご提示いただくと、2名様まで、団体料金にてご観覧いただけます。
・「新春展2016」の観覧券をご提示いただくと、団体料金にてご観覧いただけます。

蕗谷虹児展チラシ_web_会期延長

2015/09/19~2015/11/29

平成27年度 Ⅳ 岡倉天心とにいがたの画家 ―小山正太郎・尾竹三兄弟・小林古径―

 明治時代、伝統美術の再興に力を尽くし、日本の美術行政をリードする存在となった岡倉天心(1863~1913年)。天心は、弟子の横山大観や菱田春草を連れて、たびたび新潟を訪れています。日本美術院の活動拠点である茨城県五浦の「海の別荘」に加え、妙高市赤倉に「山の別荘」を建て、同地で終焉を迎えました。
 また新潟出身で、天心と深い関係を持った画家がいます。長岡市出身で日本洋画の先駆者となった小山正太郎(1857~1916年)は、日本の美術教育をめぐって天心と激論を交わしました。他に、天心派が結成した日本美術院で活躍し、新潟県人初の文化勲章受章者となった小林古径(上越市出身)や、天心率いる東京美術学校派と対立した尾竹兄弟(新潟市出身)など、近代の日本美術史に足跡を残した新潟の画家たちの業績を振り返ります。

主催/にいがた文化の記憶館
共催/新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T

展示テーマ/「天心と小山正太郎」「天心と尾竹兄弟」「天心と小林古径」

岡倉天心とにいがたの画家

2015/06/06~2015/07/26

平成27年度 Ⅱ 良寛の書と敬慕者たち

 新潟の文人といえば、良寛さまの名が真っ先に上がります。良寛さまは、出家して諸国行脚した後、越後に戻り、燕市の国上山に庵を結びました。自分の寺を持たず、弟子も取らず、風変わりなお坊さんと評されましたが、日が暮れるまで子どもたちと手まりで遊び、地元の人々には親しまれていました。同時に流麗な独特の書を表わし、多くの歌も残し、江戸の儒学者・亀田鵬斎、燕市で私塾「長善館」を開いた鈴木文臺ら当時の文人と交流もありました。
 明治維新以降の新しい時代に、禅僧であり文人でもある人間・良寛の魅力を再発見した會津八一や相馬御風といった人物は、いずれも近代的な文学者たちでした。伝統と近代にまたがる文人の理想・良寛さまの周辺を、関連資料から紹介します。

主催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共催/新潟日報美術振興財団
協力/全国良寛会、新潟良寛会



◆お得な情報◆
チラシの左下の割引券をご提示いただくと、2名様まで、団体料金にてご観覧いただけます。

0602良寛チラシ_web
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