2025(令和7)年度│戦後80年 捕虜になった記者・小柳胖
| 会 期 | 2025/07/29[火]~ 2025/11/3[月・祝] |
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| 休館日 | 月曜日(ただし8月11日、9月15日、 11月3日は開館)、8月12日[火]、 9月16日[火]、10月14日[火] |
| 開館時間 | 午前10時00分 〜 午後5時00分 (観覧券の販売は午後4時30分まで) |
| 会 場 | にいがた文化の記憶館 |
| 観覧料 | 一般 500円(400円) 学生〔高校生以上〕300円(240円) 中学生以下無料 ※( )は団体20名以上 |
概要
新潟日報社の第四代社長・小柳胖(おやなぎ・ゆたか、1911~86年、新潟市生まれ)は太平洋戦争を機に数奇な人生を送った新聞人です。
戦時中、小柳は編集局長として戦争推進に協力する新聞を制作していましたが、昭和19年2月に召集され戦地へ赴きました。太平洋戦争末期に硫黄島で米軍の捕虜となりハワイの捕虜収容所に移されました。そこで小柳は、所長オーテス・ケーリの下で捕虜仲間の記者等とともに対日宣伝ビラを作ることになりました。その目的は戦争の早期終結でした。
終戦の翌年に復員した小柳は新潟日報に戻ると、捕虜体験を語ることなく、経営者として自社や業界の発展に尽力しました。地域振興にも貢献し、晩年は會津八一記念館の設立運動の中心となり、初代館長を務めました。
戦後80年の今夏、“捕虜になった記者”小柳胖の旧蔵資料から、戦争とメディアについて考えてみたいと思います。
主 催:にいがた文化の記憶館、新潟県、新潟日報社
共 催:新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ
協力企業:田村紙商事株式会社
展示協力:新潟日報社、日本新聞博物館、BSN新潟放送
関連イベント
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◆ シンポジウム
演 題:「『戦争とメディア』を考える―小柳胖資料から」
登 壇 者:土屋 礼子 氏(早稲田大学政治経済学術院教授)、
工藤 路江 氏(日本新聞博物館学芸員)、
吉井 一善 氏(BSN新潟放送報道制作局次長)、
森澤 真理 氏(新潟日報社特別論説編集委員)
日 時:10月11日[土]午後2時~4時
会 場:新潟日報メディアシップ2階 日報ホール(新潟市中央区万代3-1-1)
参 加 費:500円(会期中有効の観覧券付き)
※参加費に入館料割引等は適用されません
※ 当館パスポート会員は無料
定 員:150名 ※ 先着順、要事前申し込み
お申し込み:はがき、FAXまたはメールのいずれかに「①氏名・読みがな、②住所、③電話番号」をご記入のうえ、
当館までお送りください。
講演会専用のGoogleフォーム[Googleフォームへ移動]からもお申し込みいただけます。
◆ 解説会 ※担当学芸員による解説です。
8月23日[土]、② 9月27日[土]、③ 10月25日[土]
各回とも、
時 間:午後2時から(約30分)
会 場:にいがた文化の記憶館 展示室
※ 要当日入館券(当館パスポート会員は不要)
※ 事前申込み不要(当日は直接当館へお越しください)



