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2018(平成30)年度│佐渡の能楽と世阿弥 吉田東伍と世阿弥発見

会 期 2018/07/06(金)  07(土)~ 2018/09/02(日)
※諸事情により7月7日(土)からの開催となります。
休館日 月曜日(ただし7月16日は開館)、
7月17日(火)
開館時間 午前10時 〜 午後6時
(ただし、観覧券の販売は午後5時30分まで)
会 場 にいがた文化の記憶館
入館料 一般500円(400円)
学生(高校生以上)300円(240円)
中学生以下無料 ※( )内は団体20名以上
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概要

│概  要│
 「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」で有名な『風姿花伝』は、室町時代の能役者・世阿弥によって書かれた能楽論です。
 時の将軍足利義満の寵愛を受けた世阿弥は、こっけいな物まねが中心の大和猿楽能を、美しい歌と優雅な舞を中心とした能にまで高め、自分の体験を能楽論として息子たちに伝えました。
 世阿弥は70歳を過ぎて、佐渡島に配流されます。そこで小謡集『金島書』を編みましたが、佐渡島での世阿弥の足跡はよくわかっていません。またその後の消息も不明でした。そのためか長い間、世阿弥は実在したかどうか定かでない伝説上の人物だと考えられていました。
 1908(明治41)年、阿賀野市出身の歴史地理学者・吉田東伍が銀行財閥の安田家の書庫から世阿弥が息子たちに伝えた秘伝書を発見、解読して『能楽古典 世阿弥十六部集』として発表しました。これにより近代能楽研究の礎が築かれました。本展では、吉田東伍を中心に、世阿弥と佐渡の能楽を紹介します。

主  催:にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共  催:新潟日報美術振興財団、NST、BSN新潟放送
協力企業:田村紙商事株式会社
展示協力:阿賀野市立吉田東伍記念博物館、吉田文庫、佐渡能楽倶楽部、清遊舎、佐渡市立佐渡博物館

│見どころ│
本展では、佐渡薪能の能装束がご覧いただけます。この機会にぜひご覧ください。

関連イベント

    ◆ 1回だけの月いちレクチャー特別編「能楽入門」 ◆

    能楽研究家・齋藤達也氏による入門講座です。世阿弥を中心に能や狂言についてお話しいただきます。

     日 時:8月25日[土]午後2時~午後3時(予定)
     講 師:齋藤 達也 氏(能楽研究家)
     会 場:にいがた文化の記憶館 展示室
     定 員:40名 ※要事前申し込み ※先着順のため、定員に達し次第締め切ります。
     参加費:無料(当日の入館券が必要です)
          ※中学生以下は入館無料。
          ※当館パスポート会員は無料。受付でパスポートをご提示ください。
      【お申し込み方法】
       メール、FAX、往復はがきのいずれかに「①参加希望日、②住所、③氏名、④電話(あればFAXも)番号」を
       ご記入のうえ、以下の宛て先までお送りください。
        〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1 新潟日報メディアシップ5階 にいがた文化の記憶館
        TEL 025-250-7171 FAX 025-250-7040 メール kiokukan@honey.ocn.ne.jp
         お問い合わせフォームからもお申し込みいただけます。

    ◆ 月いちレクチャー(通常版) ◆
     学芸員による解説会です。
     日 時:7月28日[土]午後2時から(約1時間)
     会 場:にいがた文化の記憶館 展示室
     参加費:無料(ただし、当日の入観券が必要です。パスポート会員は不要)
      ※ 事前申込み不要(当日は直接当館へお越しください)
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