2017(平成29)年度│出版文化と越後人―博文館、実業之日本社、ダイヤモンド社、第一書房―
会 期 | 2017/04/07 ~ 2017/06/25 |
---|---|
休館日 | 月曜日(ただし、5月1日は開館) 4月18日(火) |
開館時間 | 午前10時〜午後6時 (ただし、観覧券の販売は午後5時30分まで) |
会 場 | にいがた文化の記憶館 |
入館料 | 一般500円(400円) 学生(高校生以上)300円(240円) 中学生以下無料 ※( )内は団体20名以上 |
概要
明治中期以降、近代的な印刷技術の発展とともに、政治的な主張などを広く伝えるための新聞、雑誌の発行が盛んになりました。こうした時代の中で、出版業界および書籍流通業界でめざましい活躍をした複数の越後人を紹介します。
主催/ 公益財団法人 にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共催/ 新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
協力企業/ 田村紙商事株式会社
◆本展のみどころ◆
4人の新潟県出身者が戦前に創業した出版社について、当時の雑誌や書籍、写真パネルで紹介します。
1、出版王国「博文館」
博文館…1887(明治20)年創業、創業者=大橋 佐平(長岡市出身)
出版だけでなく印刷、流通、販売なども手掛け「出版王国」として近代
出版文化の基礎を築きました。
2、「実業之日本社」と委託販売制度
実業之日本社…1897(明治30)年創業、創業者=増田 義一(上越市出身)
現在も出版流通の主流である「委託販売制度」を初めて本格的に採用し、
業績を飛躍的に伸ばしました。
3、創刊105年目の経済誌「ダイヤモンド」
ダイヤモンド社…1913(大正2)年創業、創業者=石山 賢吉(新潟市出身)
今年で創刊105年目を迎え、日本を代表する経済誌「ダイヤモンド」を
発行しています。
4、「第一書房」と豪華本の世界
第一書房…1923(大正12)年創業、創業者=長谷川 巳之吉(出雲崎町出身)
詩や文学、美術の愛好家のために装幀などにこだわりぬいた少部数の豪華本
を作り、独自の世界を展開しました。
関連イベント
◆講演会「出版文化をつくった越後人 ~博文館からベースボール・マガジン社まで~」(仮)◆
新潟県出身者が築いた近代日本の出版文化について、幅広くお話しいたします。
日 時:2017年5月30日(火)午後2時~3時30分
会 場:新潟日報メディアシップ6階 ナレッジルーム
講 師:神林 恒道(にいがた文化の記憶館 館長)
参加費:500円(会期中有効の文化の記憶館入館券付き)
定 員:90名 ※先着順のため、定員に達し次第締め切り<
【お申し込み方法】
「①講演会タイトル、②氏名、③電話(あればFAXも)番号、④参加人数」を記入し、
郵送かFAX、メールで以下の宛て先にお送りください。
〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1 5階 にいがた文化の記憶館
TEL 025-250-7171 FAX 025-250-7040 メール kiokukan@honey.ocn.ne.jp
ホームページ http://nmmc.jp/ のお問い合わせフォームからもお申し込みいただけます。
◆ 月いちレクチャー ◆
月に一度、学芸員などによる解説会を行います。
開催日:4月22日(土)、5月27日(土)、6月24日(土)
各回とも、午後2時から30分程度
会 場:にいがた文化の記憶館 展示室内
参加費無料(ただし当日の入館券が必要)、申し込み不要