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企画展示

2017(平成29)年度│近代詩のパイオニア 堀口大學

会 期 2018/02/23 ~ 2018/04/15
休館日 月曜日
開館時間 午前10時〜午後6時
(ただし、観覧券の販売は午後5時30分まで)
会 場 にいがた文化の記憶館
入館料 一般500円(400円)
学生(高校生以上)300円(240円)
中学生以下無料 ※( )内は団体20名以上
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概要

 「私の耳は貝のから/海の響をなつかしむ」
 波音が聞こえてきそうなこの美しい詩は、フランスの詩人ジャン・コクトーの詩「耳」を堀口大學(1892~1981年)が訳し、日本に紹介しました。
 長岡市出身の父・九萬一が海外赴任のため、大學は祖母の家に預けられ、旧制長岡中学(現長岡高校)で学びました。卒業後に上京し、慶応義塾大学予科に入学しますが中退して、外交官になるため父の海外赴任に同行しました。
 滞在先のベルギーでフランス象徴派の詩を見出し、スペインでは女流画家マリー・ローランサンを通じてフランスの詩人・アポリネールの詩に出会います。
 1925(大正14)年の帰国後に、訳詩集『月下の一群』を発表。口語や文語を駆使した美しい日本語でフランス象徴派の詩を紹介し、日本の近代詩の発展に大きな影響を与えました。
 本展では、著訳書や資料などを通して、近代詩のパイオニアである堀口大學を紹介します。

主催/ 公益財団法人 にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共催/ 新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
協力企業/ 田村紙商事株式会社

関連イベント

    ◆ 講演会「与門大學老詩生 父・堀口大學」 ◆
        日 時:2018年3月7日(水)午後2時~3時30分
      会 場:新潟日報メディアシップ2階 日報ホール
      講 師:堀口 すみれ子氏(詩人・エッセイスト、堀口大學長女)
      参加費:500円(会期中有効の文化の記憶館入館券付き)
          ※当館パスポート会員は無料。受付でパスポートをご提示ください。
      定 員:200名 ※先着順のため、定員に達し次第締め切ります。

      【お申し込み方法】
      「①講演会タイトル、②氏名、③電話(あればFAXも)番号、④参加人数」を記入し、
       郵送かFAX、メールで以下の宛て先にお送りください。
        〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1 5階 にいがた文化の記憶館
        TEL 025-250-7171 FAX 025-250-7040 メール kiokukan@honey.ocn.ne.jp
         お問い合わせフォームからもお申し込みいただけます。


    ◆ 月いちレクチャー ◆
     月に一度、学芸員などによる解説会を行います。
      開催日:2月24日(土)、3月24日(土)
          各回とも、午後2時から30分程度
      会 場:にいがた文化の記憶館 展示室内
          参加費無料(ただし当日の入館券が必要)、申し込み不要
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