2013(平成25)年度│酒博士 坂口謹一郎
会 期 | 2014/01/04~2014/03/30 |
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休館日 | 月曜日(ただし1月13日は開館)、 1月14日(火) |
開館時間 | 午前9時30分〜午後5時 (ただし、観覧券の販売は午後4時30分まで) |
会 場 | にいがた文化の記憶館 |
入館料 | 一般500円(400円) 学生(高校生以上)300円(240円) 中学生以下無料 ※( )内は団体20名以上 |
概要
「酒の博士」と呼ばれた坂口謹一郎(1897-1994)は上越市に生まれました。郷土を離れて、東京帝国大学で応用微生物学を研究。味噌や醤油、酒などの生産に欠かせない「発酵」を科学的に解明し、日本の食文化の発展に貢献しました。坂口は研究を通して、日本酒の製造方法や奥深さを論じた著書を多数発表しました。また、坂口の研究協力により同郷の川上善兵衛(1868-1944)は葡萄の品種を改良し、国際ワイン醸造の礎を築きました。
歌人でもあった坂口は、戦中、郷土に疎開したのを契機に祖先の地に「楽縫庵(らくほうあん)」を建て、仲間と酒談義や歌を楽しみ、保存育成のため庭園に集めた雪椿を愛でていました。
本展では、上越市が所蔵する資料の一部を展示します。研究者であり趣味人でもあった坂口謹一郎の業績と人となりを紹介します。
主催/上越市、にいがた文化の記憶館、新潟日報社
後援/坂口謹一郎顕彰委員会