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2015(平成27)年度│Ⅵ 佐渡の兄弟―土田麦僊・杏村、北一輝・昤吉、山本悌二郎・有田八郎―

会 期 ~会期が変更となりました~
2016/02/27~2016/04/17
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)
開館時間 午前10時〜午後6時
(ただし、入館券の販売は午後5時30分まで)
会 場 にいがた文化の記憶館
入館料 一般500円(400円)
学生(高校生以上)300円(240円)
中学生以下無料 ※( )内は団体20名以上
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概要

~会期が変更となりました~

 佐渡は豊かな歴史と文化の島です。鎌倉時代から室町時代にかけて、時の権力者による政治的、文化的弾圧を受け、承久の変に敗れた順徳上皇、既成宗教を論難した日蓮上人、革新的な歌人だった京極為兼、北条氏打倒をはかった日野資朝、能楽の大成者とされる世阿弥元清らが相次いで罪せられ、北辺の佐渡島に配流されました。島民はかれらがもたらした都の文化を尊び、その伝統を大切に育ててきました。
 その後、江戸時代の金銀山の開発により、労役に服する犯罪人が島送りにされてきましたが、島民はかれらとの混住を拒否し、刑期を終えた者はすべて本土に送り返すことを幕府に約束させ、島の文化の伝統を守り続けてきました。
 文化や教育を大切にする風土は、近代に入ってからも受け継がれ、幕末から明治にかけて学問を修めて帰島した人たちによって私塾が開かれ、新しい西洋の学問や思想が島に普及しました。その感化を受けた優れた人材が、日本の政治、学問、美術などの分野で大いに力を発揮しました。なかでも山本悌二郎・有田八郎、北一輝・北昤吉、土田麦僊・土田杏村の三兄弟は、近代日本の歴史に大きな足跡を残しました。
 今回の展示企画は、あらためて山本・北・土田の三兄弟の偉大な業績を見つめ直す良い機会となろうかと思います。真の「地方創生」には、まずわが郷土の歴史と文化を知り、その伝統を誇りをもって自覚することから始めなければならないと思います。

主催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共催/新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T

関連イベント

    ■ 講演会「佐渡の三兄弟」
      日 時:平成28年3月20日[日]午後2時~午後3時30分(予定)
      講 師:山本 修巳氏(「佐渡郷土文化」主催)
      会 場:新潟日報メディアシップ6階 ナレッジルーム
      参加費:500円(会期中有効の当館入館券つき)
          ※パスポート会員は無料。受付でパスポートをご提示ください。
      定 員:80名 ※先着順
      【お申し込み方法】
       往復はがき、メール、FAXのいずれかに「氏名、住所、電話番号、参加希望人数」
       をご記入のうえ、当館までお送りください。
       先着順のため、お早めにお申し込みください。
       お申込先:にいがた文化の記憶館
           〒950-0088
           新潟市中央区万代3-1-1 新潟日報メディアシップ5階
           TEL. 025-250-7171 FAX. 025-250-7040
           E-mail. kiokukan@honey.ocn.ne.jp


    ■ 月いちレクチャー  ※紹介文化人や展示作品などについて学芸員が解説します。
    ~開催日と内容が変更となりました~

      ①山本悌二郎と有田八郎
       日時:2016年2月27日(土) 午後2時~(約30~45分)
       会場:にいがた文化の記憶館 展示室
       ※申込不要、ただし当日の入館券が必要です。
       ※当館パスポート会員の方はパスポートをご提示いただくと無料で参加できます。

      ②土田麦僊と杏村
       日時:2016年3月26日(土) 午後2時~(約30~45分)
       会場:にいがた文化の記憶館 展示室
       ※申込不要、ただし当日の入館券が必要です。
       ※当館パスポート会員の方はパスポートをご提示いただくと無料で参加できます。
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