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2022(令和4)年│生誕130年記念 直木賞作家 県人第1号 鷲尾雨工 ―人と作品―

会 期 2022/4/9[土]~ 7/10[日]
休館日 月曜日(ただし5月2日は開館)、5月6日[金]
開館時間 午前10時00分 〜 午後5時00分
(観覧券の販売は午後4時30分まで)
会 場 にいがた文化の記憶館
観覧料 一般 500円(400円)
学生〔高校生以上〕300円(240円)
中学生以下無料 ※( )は団体20名以上
生誕130年鷲尾雨工展チラシ
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概要

 歴史小説を多数発表し、新潟県人で直木賞作家第1号となった鷲尾雨工(本名浩、1892[明治25]~1951[昭和26]年)は、西蒲原郡黒鳥村(現新潟市西区)に生まれました。2022年に生誕130年を迎えます。
 雨工の祖父と父は早くに亡くなり、生家は雨工が3歳の時に焼失したため、小千谷市にある母親の実家に移住しました。旧制小千谷中学校では常に成績上位で、卒業後は文学を志して早稲田大学英文学科に進学しました。卒業後、大学の同級生だった直木三十五らと出版業に乗り出しましたが、関東大震災で高額の負債を負って小千谷に帰郷しました。しかし作家への道を諦められずに再び上京し、職を転々としながら執筆活動を続けました。
 再上京から11年、43歳の時に極貧の中で書き上げた『吉野朝太平記』で第2回直木賞を受賞。楠正儀(くすのき・まさのり)を中心に南北朝末期の乱世のありさまを描いた作品です。明確な歴史観に基づく歴史小説で評価を高めましたが、戦争や体調悪化のせいでその活躍は長く続きませんでした。
 本展では生誕130年を記念し、鷲尾雨工の生涯と作品を紹介します。

関連イベント

    ◆ 関連講演会「鷲尾雨工の文学と生涯」(仮題)
     講 師:五十嵐 政人 氏(鷲尾雨工の文学碑を建てる会 事務局長、元 新潟市中央公民館 館長)
     日 時:令和4年6月5日[日]午後2時~午後3時30分(予定)
     会 場:新潟日報メディアシップ6階 ナレッジルーム(新潟市中央区万代3-1-1)
     参加費:500円(会期中有効の観覧券付き)
         ※当館パスポート会員は無料 ※参加費に入館料割引等は適用されません
     定 員:60名 ※要事前申し込み
     お申し込み:往復はがきに、イベント名と「①お名前・よみがな、②郵便番号・ご住所、③お電話番号、④お申込み人数」を
           ご記入のうえ、当館までお送りください。後日、聴講券をお送りします。
           当館ウェブサイトのお問い合わせフォーム、当館受付でもお申し込みできます。

    ◆ 作品解説会 ※担当学芸員による解説です。
    ① 4月23日[土]、② 5月28日[土]、③ 6月25日[土]
     各回とも、
      時 間:午後2時から(約1時間)
      会 場:にいがた文化の記憶館 展示室
      参加費:無料(要当日入観券、当館パスポート会員は不要)
      ※ 事前申込み不要(当日は直接当館へお越しください)

    ※現在予定している企画展示及び解説会などのイベントなどは、感染拡大状況により予定を変更する場合がございます。変更の際は当館HPやFacebookでお知らせします。
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