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企画展示

2014(平成26)年度│Ⅳ 前期 歌人 平出 修とその周辺

会 期 2014/10/01~2014/10/30
休館日 月曜日(10月13日は開館)、
10月14日(火)
開館時間 午前10時〜午後6時
(ただし、入館券の販売は午後5時30分まで)
会 場 にいがた文化の記憶館
入館料 一般500円(400円)
学生(高校生以上)300円(240円)
中学生以下無料 ※( )内は団体20名以上
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概要

 今年は、大逆事件を担当した弁護士で、明星派の歌人・評論家としても活躍した平出 修(新潟市出身)の没後100年にあたります。
 修は、有能な弁護士として活躍する傍ら、与謝野 鉄幹主宰の新詩社に入り、雑誌「明星」などを舞台に、短歌や評論を発表しました。1910(明治43)年、修が大逆事件の弁護を担当するきっかけとなったのも、鉄幹の要請からでした。弁護にあたって、修は森 鷗外から欧州の社会主義思想などについて講義を受けたといわれています。
 また「明星」廃刊後は、後継誌となる「スバル」を石川 啄木らと刊行するなど、修は多くの文学者と交友がありました。本展では、修と関わりのあった作家からの書簡を展示し、当時「明星」、「スバル」誌上で展開された新しい文芸と美術の運動を紹介します。また、大逆事件弁護に関する手控えからは、弁護士としての顔を見ることができます。
 本展示と合わせて、平出 修も登場する新規相関図「反骨の系譜」をぜひご覧ください。


主催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社


◆ みどころ ◆
 ・新規相関図「反骨の系譜」初公開
 ・与謝野鉄幹、与謝野晶子、上田敏、斎藤茂吉、相馬御風、高村光太郎、佐藤春夫、堀口大學、大杉栄の直筆書簡(個人蔵)
 ・相馬御風直筆の弔辞(個人蔵)
など

関連イベント

    ①館長講演 「反骨の系譜 北一輝と大杉栄」  ~終了しました~
     日 時:2014年10月12日(日)午後2:00~3:30
     会 場:新潟日報メディアシップ2階 日報ホール
     講 師:神林 恒道(にいがた文化の記憶館 館長)
     参加費:500円(当館入館券付き)
     定 員:100名
     【お申込み方法】
     往復はがき、メール、FAXのいずれかに「氏名、住所、電話番号、参加希望人数」をご記入の上、当館までお送りください。
     お申込先:にいがた文化の記憶館
     〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1 新潟日報メディアシップ5階
     TEL.025-250-7171 FAX.025-250-7040 E-mail.kiokukan@honey.ocn.ne.jp

    ②月いちレクチャー 「反骨の系譜」 

     日 時:2014年10月25日(土)14時から(約30分)
     会 場:にいがた文化の記憶館 展示室
     ※お申込み不要。直接会場にお越しください。
     ※参加費無料。ただし、当日の入館券が必要。


     ◎相関図や特別展示について、当館の学芸員などが解説します。
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