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企画展示

2014(平成26)年度│Ⅲ 渡邉義雄 大和古寺

会 期 2014/08/01~2014/09/28
休館日 月曜日(祝日の場合その翌日、ただし9月22・24日は開館)
開館時間 午前10時〜午後6時
会 場 にいがた文化の記憶館
入館料 ※會津八一記念館メディアシップ移転特別展「會津八一の奈良~歌集『鹿鳴集』の世界~」との共通券となるため、通常の入館料とは異なります。

概要

 三条市に生まれた渡邉義雄(1907-2000)は日本の近代写真における先駆的な写真家として知られています。小学校高学年から写真に興味を抱いていた渡邉は、小西写真専門学校(後の東京写真専門学校)で基礎を学んだ後、会社勤めをしながら実験的な作品を発表。その頃、建築家堀口捨己との出会いを契機に建築写真を撮り始め、『奈良六大寺大観』『大和古寺大観』など芸術性高い作品を発表しました。
 戦後は、後進の育成や写真の発展に貢献。大学で教鞭をとりながら、日本写真家協会の結成や写真著作権の改正に尽力。また、設立運動に関わっていた東京都写真美術館の初代館長に就任し、写真の保存などに寄与。90年には写真家として初めて文化功労者に選ばれました。
 本展は、新潟市會津八一記念館 メディアシップ移転特別展「會津八一の奈良~歌集『鹿鳴集(ろくめいしゅう)』の世界~」の第2会場として會津八一関連資料の一部を展示するのにあわせて、渡邉義雄による奈良古寺の建築写真を紹介します。

主催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
協力/三条市歴史民俗産業資料館

◆みどころ◆
會津八一が酷愛した奈良歌と渡邉義雄が撮影した芸術性高い大和古寺。奈良をテーマとした、それぞれの世界をお楽しみください。

関連イベント

    ■ 月いちレクチャー 「渡邉義雄」
      日 時:2014年9月27日(土) 14時から(約30分)
      会 場:にいがた文化の記憶館 展示室
      ※お申込み不要。直接会場にお越しください。
      ※参加費無料。ただし、当日の入館券が必要。

     ◎相関図や特別展示について、学芸員が解説します。
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