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企画展示

2016(平成28)年度│青山杉作と俳優座

会 期 2017/2/10 ~ 2017/03/26
休館日 月曜日(3月20日は開館)、
2月14日(火)、3月21日(火)
開館時間 午前10時 〜 午後6時
(入館券の販売は午後5時30分まで)
会 場 にいがた文化の記憶館
入館料 一般500円(400円)
学生(高校生以上)300円(240円)
中学生以下無料 ※( )内は団体20名以上
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概要

 新発田市出身の青山杉作(1889~1956年)は千田是也らとともに劇団俳優座を設立した演出家です。
 新発田市の紫雲寺の長男として生まれ、旧制新発田中学から早稲田大学に進学。坪内逍遙のシェークスピア講義に感銘を受けて、寺を継がずに演劇の道へ進みました。
 当時の演劇界では、伝統的な歌舞伎に対抗して、西洋戯曲の翻訳劇を上演する新劇が誕生。劇作家小山内薫が主宰する築地小劇場を中心にブームが起こりました。青山は築地小劇場の同人となり、俳優だけでなく演出も手掛けるようになります。
 映画俳優として活躍したり、演出家として松竹少女歌劇団やNHK放送劇団で教えたりしながら、1944(昭和19)年に千田是也や東野英治郎、東山千栄子らとともに劇団俳優座を創設。揺籃期の劇団で俳優、演出家、演劇研究所の所長を務めて後進を育成し、演劇界の発展に貢献しました。55年に紫綬褒章を授与された青山が歩んだ道は日本の新劇の歴史と重なります。
 本展では、県内でもあまり知られていない演劇人青山杉作を紹介します。


主  催/にいがた文化の記憶館、新潟日報社
共  催/新潟日報美術振興財団、BSN新潟放送、N S T
協力企業/田村紙商事株式会社
協  力/劇団俳優座

◆本展のみどころ◆
創設に参画した俳優座の舞台写真やパンフレット、ポスターの展示を中心に演劇人・青山杉作を紹介します。青山の足跡をたどりながら、俳優座を中心とした近代日本の演劇の流れを年表などで紹介します。

関連イベント

    ■ 講演会「青山杉作と俳優座」
     日 時:2017年3月10日[金]午後2時~午後3時30分(予定)
     講 師:川口 浩三 氏(劇団俳優座 総務部長・演劇研究所長)
     会 場:クロスパルにいがた4階 映像ホール
          新潟市中央区礎町通3ノ町2086
          JR新潟駅万代口より徒歩20分程度
          〔バス〕「礎町」または「本町」下車、徒歩3~5分
        ※駐車場28台(うち障がい者用1台) 150円/30分
     参加費:一般500円、高校生以上300円(会期中有効の当館入館券つき)
        ※パスポート会員は無料。受付でパスポートをご提示ください。
     定 員:150名 ※先着順のため定員に達し次第締め切ります。
     【お申し込み方法】
     往復はがき、メール、FAXのいずれかに「①氏名、②電話(FAX)番号、③参加人数、
     ④学生の場合は学年」をご記入のうえ、当館までお送りください。
     お申込先:にいがた文化の記憶館
            〒950-0088
            新潟市中央区万代3-1-1 新潟日報メディアシップ5階
            TEL. 025-250-7171 FAX. 025-250-7040
            E-mail. kiokukan@honey.ocn.ne.jp

    ■ 月いちレクチャー 「青山杉作と俳優座 全2回」
     学芸員による解説会です。
     開催日 : ①2017年2月25日(土) ②2017年3月25日(土)
           各回とも午後2時から30分程度。事前申し込み不要。
     会 場 : にいがた文化の記憶館 展示室
     参加費 : 無料(当日の入館券が必要)
           ※当館パスポート会員の方はパスポートをご提示いただくと無料で参加できます。

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