新発田市の蕗谷虹児記念館で、新発田市市制70周年事業のひとつとして、特別企画展「乙女たちの夢とあこがれ 蕗谷虹児・中原淳一・松本かつぢ展」が3月25日［土］から開催されます。

大正から昭和にかけて、大衆雑誌が普及し、娯楽性を強めるために挿絵が盛り込まれるようになりました。特に少女雑誌では、蕗谷虹児や、後進中原淳一、松本かつぢなどの抒情画家によるモダンで洗練されたイラストが挿絵として掲載され、一大ブームを巻き起こしました。
この企画展では、大正から昭和初期にかけて人気を博した三人の挿絵画家、蕗谷虹児・中原淳一・松本かつぢを、彼らの交友関係とそれぞれの美学と世界感を約120点の作品などで紹介する、国内初の三人展です。

• 会期＝平成２９年３月２５日（土）～平成２９年６月２５日（日）
• 入館時間＝午前９時から午後５時（入館受付は午後４時３０分まで）
• 会場＝新発田市 蕗谷虹児記念館（新潟県新発田市中央町４-１１-７　TEL. 0254-23-1013）
• 入館料＝一般・大学生５００円（団体２０名様以上４００円）、高校生２００円、
• 　　　　小・中学生１００円（税込み価格、身障者手帳提示の方は無料）
• 休館日＝月曜休館（月曜が祝日の場合は翌日火曜が休館となります。）

 
＜みどころ＞三人の交流コーナー
▽中原淳一からの依頼で雑誌「ひまわり」などに掲載した蕗谷虹児・松本かつぢの作品
▽蕗谷虹児の龍子夫人の親戚筋にあたる松本かつぢとの交流写真の展示など
▽中原淳一が蕗谷虹児に送った書簡（初公開）
 
◆ 解説会＝会期中の土曜日　午後2時から開催予定 （担当は蕗谷虹児記念館 解説員）
 　※予約不要、入館料のみお支払い頂き、受付前にお集まりください。
 
◆会期中、期間限定の関連グッズ販売コーナーを特設
　蕗谷虹児・松本かつぢ・中原淳一の三人の関連グッズが蕗谷虹児記念館売店でお求めいただけます。
 
この春は少女雑誌の可憐でモダンな世界に触れてみませんか。

│お問い合せ先│
蕗谷虹児記念館（新発田市中央町4丁目11-7、TEL.0254-23-1013）